場末の段ボール箱

吹きさらしのぶれっぶれの

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プロット

大江健三郎という作家がいる。ノーベル文学賞を受賞した二番目の日本人である。
作品は『飼育』『死者の奢り』『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』などがある。
発表が後になればなるほど読みにくくなる作家の代表例でもあると僕個人は思っている。

最新作は『水死』。しかし知っている人がどれだけいるのか極めて疑問である。
同じノーベル文学賞受賞者の川端康成に比べ、作品の知名度はすこぶる低いように感じられる。
これは大江健三郎が存命であると同時に、彼の政治的発言が影響しているのではないだろうか。

作品より作者が注目されてしまう、悪い例である。

ここで書きたいのはそんなことではない。
彼は1995年に発表した『燃え上がる緑の木』を『最後の作品』と称した。もう小説は書かないと。
しかし1999年、彼は新作『宙返り』を発表した。ブーン系でいうところの、引退→復活をやったわけだ。

彼はこの『宙返り』以降の執筆活動を『後期の仕事』(レイト・ワーク)と名付けている。

ここから個人的な話である。
実際引退宣言は嫌だったので「離れる」と称したのだけれど、結局は『引退』と受け取られてしまったようだ。
それはまあ、仕方がない。しかし現実問題、まだ完全に引退、というわけにもいかないのである。

今夏も三国志が開催されるらしい。相変わらずめろんちゃんという奴は無茶をする。
そこで当日に向けて盛り上げる下ごしらえとして、特設ブログが開設されることとなった。
自分はそのブログで連載という形で一筆書かせていただくことになった。無駄に協力宣言などするものではない。

そんなわけだから、もうちょっと続くのである。作品はもう書かないが。

以下に示すのは『夢の墓場』のプロットである。
これは完成時点のプロットで、最初はもっと短かった。最終的には10KBにまでふくれあがっている。
上から順に書いたわけでもなく、時折挿入したりしているから時系列も無茶苦茶である。

プロットというよりメモと言った方が正しいのかも知れない。
『作品を書く場合にはこれだけの下準備をすることもある』という、ある種の自己満足による公開である。

また、自作品リストに自己評価のランクをつけておいた。
A+が一番高く、Dが一番低い。これもまた、ある意味『ヴォネガット・スタイル』だと附記しておく。

以下。


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